訳者の私的画像集12


娘の就職祝いにもらったマグカップボード

 お祝いや、そのお返しの習慣は現代の職場からは消え去ったことはすでに述べた。そのようになったのは、国家公務員倫理法が制定されてからであろう。それがいつごろだったか、うろ覚えとなったので法律を見てみたら、平成11年8月13日制定となっていた。それ以来、結婚祝い、出産祝い、お見舞い、などのやり取りはほとんどなくなったと思われる。デパートも商売が相当が縮小されたであろう。

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 このAFTEのコーポレートシール入りのマグカップボードは、平成11年3月に大学を卒業し、4月から就職した訳者の一人娘の就職祝いに、米国のバージニア州犯罪捜査研究所の銃器鑑定部門一同から寄贈されたものである。バージニア州犯罪捜査研究所の化学者に、このようなものを作る腕を持った人がいて、その人が作ってくれたそうである。8個のマグカップが掛けられるようにできている。

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 木製で3.0kgもあるしっかりとしたつくりで、中央にAFTEのコーポレートシールが焼き付けてある。その周囲に散弾銃の打ち殻薬きょうが12個埋め込まれている。

 埋め込まれている打ち殻薬きょうは、上段は内側から外側に対称形に10番、12番、16番で、下段は内側から外側に20番、28番、410番と埋め込まれている。

 

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 10番はウインチェスターとレミントン、12番はフェデラルとレミントン、16番はレミントンとウインチェスター、20番もレミントンとウインチェスター、28番はフェデラルとレミントン、410番だけは2個ともウインチェスター・ウエスタンである。

 米国では、記念品としてマグカップを贈る習慣があるから、このボードに掛けきれない記念マグカップがある。ただ残念ながら、このマグカップボードを取り付け可能な、しっかりとした壁が適当な場所にない。高い場所にはスペースがあるが、飾りにはなっても実用的ではなくなりつまらない。

 
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