訳者の私的画像集15


銃器関連会社のパッチ 1

 海外の銃器や実包メーカーには、販売促進のために配布したり工場見学者に配布したり販売したりするパッチを用意しているところが多い。ここで、海外を訪れた際に収集した記念パッチ類をまとめておく。これまで整理する機会がなく、入手した年も分からなくなっているものが多い。そのため、紹介する順番に特に深い意味はない。

Savage_Arms_Patch.jpg"

 これは、サベージ銃器会社のパッチ。同社のトレードマークとなっているアメリカの先住民の横顔が描かれている。

 訳者は、2006年にアメリカ合衆国コネチカット州スプリングフィールド市で開催されたAFTEセミナーの際、同社の工場を見学する機会を得た。工場を案内をしてくれたのは女性で、広報担当かと思ったら、技術的内容に詳しい製造責任者だった。

Hercules_RedDot_Patch.jpg"

 これは火薬製造会社のハーキュリーズ社のレッド・ドットのパッチである。ハーキュリーズはデュポン社のトラスト解体で分離した老舗の火薬メーカーであったが、今ではアライアント火薬と名前が変わっている。ハーキュリーズはヘラクレスのことであり、ヘラクレスの横顔が今でもマークに使われている。

 レッド・ドットはダブルベースのフレーク状無煙火薬で散弾銃や拳銃の発射薬に使われる代表的な火薬である。赤い染料が火薬に混合されている。

Winchester_Ranger_Patch.jpg"

 これは、ウインチェスターの法執行機関向けの実包ブランドであるレンジャーの販売促進パッチである。訳者の記憶では、1990年代に法執行機関向けに出したブラック・タロンがコップ・キラー弾丸との批判を浴びたのに対し、真の法執行機関向けの実包としてレンジャーブランドを宣伝していたように思う。

Hornady_Patch.jpg"

 これは、ホーナディーのパッチだ。ホーナディーは図案化されたHを頭に、その下に"ornady"と続けるマークをよく使っている。このパッチでは、図案化されたHの下に、”Hornady"と書かれている。

 図案化されたHの中には実包が2発描かれているが、左側は散弾銃用の実包で、右側は拳銃用の実包のように見える。ホーナディー社のよく見るマークでは、左右とも実包ではなくライフル銃用の弾丸が描かれている。

Guns_Magazine_Patch.jpg"

 これは、ガンズ・マガジンの宣伝用パッチである。

RWS_Patch.jpg"

 これはRWS(Rheinisch-Westfalischen Sprengstoff factories)のパッチである。

 
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