法執行機関関係のパッチ 2
これは、アメリカ合衆国フロリダ州フォート・ローダーデール市警察のパッチである。フォート・ローダーデール市はマイアミ市の北に位置し、ここで、2009年のAFTEセミナーが開催された。避寒保養別荘地で、セミナーが開催されたホテルの周辺は一般人が立ち入ることのできない高層のコンドミニアムが立ち並んでいた。暖かい気候を象徴するヤシの木が描かれたパッチである。
セミナーが開催されたホテルの周辺はホテルや別荘しかなく、商店街は見当たらず、隣のホテルに行くにも長い距離を歩かねばならなかった。車がないと宿泊ホテルと隣のホテル以外の場所に食事に行くことは無理であった。
これは、アメリカ合衆国カリフォルニア州のコンコラ・コスタ郡警察のパッチである。1989年の秋に訪れた際に、当時、犯罪科学研究所の所長であったジョン・E・マードックからの贈り物の一つである。
ユーレカ"EUREKA"とあり、真実を発見するさまが描かれているのだろう。
コントラ・コスタ郡はオークランドに隣接しているが、静かな場所であった。研究所はウオルナット・クリークにあり、訳者の訪問に合わせて夕方からカリフォルニア州の銃器鑑定担当者のセミナーを開催してくれた。こちらは疲れていて、大した講演ができなかったのだが、歓待されたことが思い出となっている。
セミナー終了後、所長室に案内されてこのパッチなどを頂き、その後ジョンが車でコンコルドのホテルまで乗せて行ってくれた。車の運転中、腰の拳銃はダッシュボードに入れたが、アンクルホルスターにバックアップの拳銃を忍ばせての運転だった。日本との違いを如実に感じた時だった。ホテルに到着した時は10時過ぎになっていて、ジョンは自宅に戻った。ホテルのレストランは終わっており、バーに入ったことを覚えている。
これも、その時に頂いたコントラ・コスタ郡シェリフのパッチだ。木々の緑に囲まれたコントラ・コスタ郡を描いている。
これは、アメリカ合衆国テキサス州ダラス市警察のパッチだ。テキサス州を示す一つ星が中央にあり、あとはダラス警察を示す文字が入る単純明快なパッチとなっている。
これは、アメリカ合衆国司法省の麻薬取締局(DEA)のパッチである。
これはアメリカ合衆国司法省アルコール・タバコ・銃器局(ATF)の研究所のパッチである。顕微鏡と裁判官のハンマーがデザインされている。ATFの銃器工具痕の研究施設はメリーランド州ロックヴィルの人里離れた場所にあった。
2002年に技能検定試験の受験のために訪れた。近くにキッチン施設のあるホテルがあり、国内の研修生はそのホテルで自炊して生活できる。そのホテルに、試験前日と試験当日の2泊した。試験終了後、合格を確信したことからビールで祝杯をあげようと思ったが、ホテルはハッピーアウワー以外レストランの営業はなく、アルコール類は販売していなかった。そこでタクシーを呼んでもらって、近所の(といっても2、3キロ離れた)ドラッグストアーまでビールを買いに往復した。
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