訳者の私的画像集27


野球帽コレクション1   AFTEの野球帽

 訳者は野球をしないし、最近では野球の試合のTV中継もほとんど観ない。現役の頃は、職場で野球の話題に合わせないと変人扱いされたので、ある程度観ていた。ところが、アメリカに行くようになって、野球の話題の重要性を身に染みて感じた。英語があまりしゃべれず何も話すことがないと、相手との関係を築くことは難しい。その時の野茂の登場である。野茂の活躍の果たした役割は、日本で考える以上のものであった。日本の話をしても何も通じなくても、野茂の話は通じるのであった。少なくも、話し出すきっかけにはなった。

 その後はイチローである。もちろんアメリカでも野球の話題が通じない相手もいる。米国のオールスターゲームは1日だけである。オールスターの開催日にアメリカに滞在していたこともあるが、一緒にスポーツバーに行こうという誘いに乗らない人も多かった。その一方で、滞在先の近くに野球場があれば、観戦に誘ってくれる人も多かった。

 そんなわけで、アメリカに行くようになるまで、子供の時から野球帽をかぶったことはなかった。そもそも、帽子をかぶることはほとんどなく、今でもそうだ。アメリカでは、野球帽を四六時中かぶっている人がいる。気が付けば日本でもそうだ。ただ、アメリカで野球帽をプレゼントする習慣がある。日本では、野球帽をかぶっている人は多いが、誰にでもプレゼントする習慣はないようだ。日本では、野球帽をかぶる人とかぶらない人がいるのに、アメリカではかぶる人の方が圧倒的に多いからであろうか?

 そんなわけで、アメリカに行くようになってから、プレゼントとしてもらった野球帽や、販売促進品としてもらったり、寄付の景品としてもらった野球帽が集まってきた。

 日本でも、客が置いて行った記念品を店に飾っている居酒屋などがあるが、アメリカでも客が置いて行った変わり種の野球帽や、店の店主が収集した野球帽を天井から下げている店があった。中には、膨大な数の野球帽が下がっている店もあった。

AFTE_BaseballCap1.jpg.jpg"

 これは、AFTEの野球帽である。黒に染めた綿製である。

AFTE_BaseballCap2.jpg.jpg"

 AFTEの公式野球帽で、セミナー会場で販売している。クラウンは6枚の3角状の布を縫い合わせた作りとなっている。天の部分には、黒い天玉が縫い付けられている。

AFTE_BaseballCap3.jpg.jpg"

 庇の幅は約16cmで、庇の丸みが強い。

AFTE_BaseballCap4.jpg.jpg"

   後ろのひもで大きさを調整できるようになっている。クラウンの縫い合わせた一つの布あたり1個のエア抜きのハトメが打たれている。

AFTE_BaseballCap5.jpg.jpg"

 正面にAFTEのコーポレートシールが刺繍されている。このシールは簡略化されたもので、比較顕微鏡の光路図がないものである。

AFTE_BaseballCap6.jpg.jpg"

 帽子の内側にある品質表示マークには綿100%で、バングラデシュ製とある。

 
<< 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 >>

訳者の私的画像集 目次に戻る
隠れた証拠に戻る