野球帽コレクション4 ATFの野球帽
これは、ATFの野球帽である。帽子の正面の部分に、ATFの捜査官が付けるバッジをデザインした帽章が縫い付けられている。
発射痕鑑定の分野では、ATFが財務省のシースファイヤ計画の下で推進したIBISの普及と、FBIが司法省の予算で普及を図ったドラッグファイヤーが対立した。一時は、データーの相互乗り入れも検討されたが、最終的には司法省のNIBIN(National Integrated Ballistic Information Network)の下にIBISに統一された。
帽子のクラウンの2/3の部分はメッシュになっている。帽子のサイズは、アメリカンホックで7段階に調節できる。左側に並んだダボに右側の穴を被せるようになっており、FBIの野球帽とは逆向きとなっている。コルトとS&Wのように、ATFとFBIは意図してアメリカンホックの左右を変えているのだろうか?庇の幅は約19 cmで、庇の丸みは少ない。
青一色の帽子で、庇とクラウンが接する部分には、青い紐が渡されている。
帽章は、ATFのエージェントバッジと同じようなデザインとなっている。金色と青の配色もバッジと同じだ。ただ、バッジにある細かい文字は省略されている。
正面の、額に当たる部分の内側には、ウレタンの内張りがされている。
天玉を止める金具の表面には、王冠のような模様がプレスされていた。
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その裏側を見ると、スリランカ製と表示されていた。