ビールジョッキ・コレクション1 ウインチェスター・マグナム・ビールジョッキ
1990年の秋に、イリノイ州のイーストアルトンにあるウインチェスターの実包工場を訪れたことはすでに紹介した(ウインチェスターの最強マグナム装弾)。緑に囲まれた工場の一角には、お土産店があり、ウインチェスターに関連したグッズをいろいろ販売していた。そこで、お土産として購入したのが、このウインチェスターの散弾実包をデザインしたビールジョッキである。
赤く着色された硬質樹脂製で、全高15 cm、きょう口部の直径8 cm、きょう底部の直径9 cmの特大の散弾実包の形をしている。
左手でマグカップを持っても、見える姿は同じである。ジョッキの深さは約 13 cmで、内径7.5 cmであるから、計算上は574 ccの内容積がある。ビールの中壜を泡立てて注ぐことが可能である。
きょう底面には、登録商標の「ビッグ・ショット(BIG SHOT)」の文字と、ジョン・ホール・プラスチック(JOHN HALL PLASTICS」及び「アメリカ合衆国テキサス州アルヴィン(ALVIN TEXAS U.S.A.)」と浮き出し文字で書かれている。
断熱性がよい材料で作られていることから、中に注いだビールは温まりにくいかもしれない。しかし、プラスチック製の容器からビールを飲んでもおいしくないと思う人が多いだろう。
このビールジョッキは、お土産用としてまとめて購入した。その時の段ボール箱の文字が書かれた部分だけが保存してあった。「散弾実包マグ、6マグ 容量18オンス」と書かれている。EQ.はイクイヴァレントの略で、等量を意味する。18オンスと等量ということになるが、薬量を示すドラム・イクイヴァレントを連想させるお遊びだろう。 |
訳者の私的画像集 目次に戻る
隠れた証拠に戻る