訳者の私的画像集65


会議バッグコレクション1 AFTE2011シカゴ大会

 学会では、会議資料を入れてホテルと会場との間を行き来することになるので、会議バッグが必需品である。多くの学会で、学会参加者に会議バッグを配布してきた。その値段は学会の参加登録料金に含まれることになる。多くの場合で、そのかばんには学会のシンボルマークや学会の開催日などが印刷されている。

 AFTEでも、一時期は豪華なサッチェル バッグ(stachel bag)が参加登録者に配られたものである。ただ、この世界も華やかさより節約を尊ぶ傾向が強くなってきた。立派な会議バッグを配布するより学会登録料を値下げして、職場からの支援を仰げない会員にも出席の機会を与えるべきだ、という声が大きくなってきたのである。2011年のシカゴ大会の会議バッグも、節約志向のものとなっていた。

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 黒い不織布のトートバッグの正面には青い色のAFTEのシールが描かれている。AFTEのシールの下部には、このバッグを提供したと思われるフォレンシック・テクノロジー社の社名とマークが同じ青い色でプリントされている。開催年度の2011年も開催都市のシカゴの表示のいずれも見られない。

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 バッグの裏側は黒一色である。バッグの上端の幅は50 cm、バッグの底38 cm、底の厚みは13 cm、持ち手の長さは50 cm、質量36.5 gである。

 会議の出席登録時には、このバッグにプログラムや領収書などが入れらて出席者に配布された。

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 中国製の製造者表示がある。アメリカがパートナーとして日本より中国を重視していると報道されるが、今回のAFTEの会議で用いられた小物類の大半が中国製であり、それは当然のことと了解できる。

(2011.6.21) 

 
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