前回は、ＡＦＴＥの年会のネームホルダーとしては、しっかりとした本年のシカゴ大会のものを紹介した。その際、時には簡単なネームホルダーがあることに言及した。今回紹介するのは、そのような簡単なネームホルダーの例である。

　 　ＡＦＴＥの25周年記念インディアナポリス大会のものである。軟質プラスチックのケースに、ネームプレートを入れた簡単なものである。ただ、ネームプレートの名前が大きく印刷されており、名前の確認が容易で、実用性の高いものであった。

　首から下げるゴム紐を、自分でホルダーの裏側にある穴に通して固定する。ネームプレートの裏側に、白い少し厚い紙がもう1枚入っていた。

　食事券は、ネームプレートの裏側に入れておけばよかった。ただ、逆さにすると挟んだものが落ちる可能性もあり、取扱注意ではあった。それでも、大会経費節減のためには、このような簡単なネームホルダーが歓迎される。ただ、使用期間は１週間であっても、もう少し重量感のあるネームホルダーを好む人も多い。

　このように簡素なネームホルダーであるが、隠し味のように、25周年を祝う25という小型のプレートが入っていた。ほぼ7mm角の大きさで、アルミニウム板を打ち抜いたものである。

(2011.7.3)