訳者の私的画像集83


UNODC 専門家会合の思い出

 2013年9月、UNODC(国際連合薬物犯罪事務所)の専門家会合に招聘された。

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 2012年9月29日に国連のオブザーバー国家となったパレスチナ(State of Palestine)の文民警察活動援助についての専門家会合に招聘された。パレスチナを国家として認めている国は2013年9月現在132カ国あるというが、アラブ側の専門家を除くと、残りはすべてパレスチナを国家として承認していない国から派遣されていた。アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ベルギー、ドイツ連邦共和国そして日本である。アメリカ合衆国からは2名派遣されたが、その他の国からは1名であった。アラブ側の出席者は、パレスチナ、ヨルダン、エジプトであり、その他UNODCから関係者が出席した。

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 この会合は、カナダ政府の資金援助によって実現した。なお、カナダはパレスチナを国家として承認していない。出席した委員には参加証明書が授与された。

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 会合は、和やかな雰囲気の中で行われた。会合における貢献に対するお礼を頂いた。
 パレスチナの国旗をデザインしたペナントであろう。

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 開くとこんな具合になる。

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 裏側の模様は、鉄条網をデザインしたものであろうか?

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 AL QUDSはエルサレムを意味する。ドームの絵はエルサレムにある岩のドームをデザインしている。

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 このキーホルダーは、パレスチナの国旗の横に後ろ向きの人物が寄り添うものである、後ろ向きしは、抵抗運動を象徴しているという。

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 裏側も後ろ向きの人物となっている。

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 ケースに入っているままだと、人物の顔があるかと探してしまうかもしれない。イスラム教では偶像崇拝が禁止されているので、顔が描かれないのかと思ったが、それだけでなく抵抗運動を示しているとのことだった。

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 このキーホルダーは中国製と表示されていた。

(2013.10.12) 

 
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